「さろん de にほん~世界の料理/ミャンマー」

  • 開催日:2015年2月22日(日)
  • 場 所:光華庵(奈良市)

内容

  1. 講習会:ミャンマー料理 
  2. 講習会:日本の家庭料理 
  3. 懇親会

「世界の料理を学ぶ」と題して、ミャンマー料理の講習会を開きました。

以前より交流のあったミャンマーの学生さん達が日本の大学を卒業し、母国へ帰国するにあたり、卒業祝い&送別会を兼ねて開催したものです。

まず初めに、トュエイさん、ティンティンさん、メイさんによる、ミャンマー料理の講習会をいたしました。

ミャンマーの食卓によく登場するという、春雨スープ(チャザヒンガ)や豚と豆の煮物(ワタポイージ)を 教えていただきました。

留学中も母国を懐かしんでよく作っていたそうで、流暢な日本語でてきぱきと説明してもらいました。

日本の家庭料理の作り方も見たいということでしたので、一緒に数品作り、ミャンマーに帰ったら作ってみると真剣に見入っていました。

一緒に作った両国の料理をはじめ、当研究所のメンバーが自宅で作って持ち寄ったものをテーブルにならべ、懇親会をいたしました。

まずはじめに、当研究所理事長 勝部月子よりお祝いの言葉を送りました。

その後、留学生を代表してティンティンさんが挨拶をしました。

ティンティンさんは、当研究所の『NPO設立1周年記念フォーラム「海外を通して日本を知る(3)~ジャパンブランドの力」』の際にパネリストとして登壇し、「日本と自国の文化の違い」についてお話しいただいた学生さんです。

ティンティンさんは、「皆さんと会えてよかったです。これからは日本とミャンマーの架け橋になりたいと思います」と、言葉を詰まらせながら挨拶しました。

彼女たちは家庭料理を味わいながら、日本とミャンマーの生活環境の違いや、これからの夢などを、愉しそうに話していました。

日本に留学しても一般家庭の家を訪れる機会はなかなかないようで、当研究所の活動によって日本の家庭を肌で感じることができたと言ってくれたことを、うれしく思います。

出会った頃より成長された彼女達がこれからますます活躍されるよう、メンバー一同願うばかりです。

そして、私共も、このような若者への支援を続けていきたいと考えます。