フランス出前授業関連「IKEBANA EXPOSITION」

  • 開催日:2014年7月24日(木)~26日(土)
  • 場 所:Parc Oriental de Maulevrier(Route de Mauleon, 49360 Maulevrier, France)

Marette Renaudin氏グループによる「IKEBANA EXPOSITION」を 日本の芸能(琴、笙の演奏、白拍子舞)及び、茶道で支援

7月21日、日本を出発してフランスへ支援事業に行きました。

場所は、パリの南西にあるMaulevrierという小さな村です。

この村にある日本庭園の中で、Marette Renaudinさん率いる日本のいけばなを稽古するグループが、3年に一度、 大規模な花展を開催するのを応援する目的です。

Marette Renaudinさんは日本文化に造詣が深く、40年以上にわたって専心池坊を学び、現在はフランスの支部長として、 フランス人を中心とする現地の方々にいけばなを教授されています。

私どもは、日本の代表的な伝統文化である「いけばな」の 素晴らしさに共感し、研鑽を積まれているフランスの方々に敬意を表するとともに、現地へ足を運びその作品を鑑賞しました。

また、日本文化(茶道・琴・笙・白拍子舞)で共演することで交流を深めてきました。

花展期間には延べ1000人ほどの来訪者がありました。

茶道は霧林紀予氏を中心とするグループが点てだしで七夕柄の懐紙を使って奈良のお菓子をふるまい、 琴演奏は舟引智子氏、白拍子舞は吉村節子氏、笙演奏は井原季子氏によって披露されました。

花展開催期間中は着物を着て会場に詰め、夜は50人ほどの会員の方々と夕食を共にして、交流を深めました。

また、現地の会員の方のご厚意で 、Chalonnesのワイナリーにも案内していただきました。

来年はこのグループで日本を訪問される予定だそうです。

奈良でお会いできるのが楽しみです。