第一回 ベトナム出前授業「奈良から日本文化をはこぶ」

  • 開催日:2012年10月6日(土)
  • 場 所:ホン・バン国際大学(HONG BANG UNIVERSITY INTERNATIONAL) ベトナム・ホーチミン市

ベトナム・ホーチミン市のホン・バン国際大学にて、奈良市の後援を得て、日本文化の出前授業を行ってまいりました。

当日は同校アジア学部日本語学科の学生95名が参加されました。

第一部では、まず初めに奈良市および当研究所の紹介をし、当研究所理事長 勝部月子による「日本人と日本の文化─年中行事と日本の文化─」の講義をいたしました。

実技体験として「書道」「華道」「着物」「祭り」の各プレゼンテーションの後、ブースに分かれて体験を実施し、〝日本人と日本の文化〟への理解を深めてもらうために、「生の日本の文化」に触れる機会を設けました。

その後、ホン・バン国際大学学長(NGUYEN MANH HUNG先生)へ当研究所理事長 勝部月子より、奈良市の記念品贈呈式(奈良の美術本)、ならびに帝塚山大学記念品贈呈式(日本語学習本他)を行いました。

第二部では「生の日本語に触れる(体験)」と題し、学生さんとの懇談会を開きました。

学生さんによるホーチミン市内の紹介及び会食を催し、日本語での交流を行いました。

今回の出前授業を通して、日本に関心を持ち「日本語」を習得しようとしている現地の若者が「生の日本文化」に触れ、〝日本人と日本文化〟をより身近に感じ、知ることの意義は大きいと強く感じました。

特に、数ある世界の言語の中から「日本語」を学ぼうとする、次代を担う若者を支援することは、日本を支援することにも繋がると考えます。

ホン・バン国際大学からは今回の私共の訪問を受けて、今後も出前授業の要請があり、当研究所も出来る限り応えたいと鋭意努力しているところです。